日本人、すっかり「いじめられキャラ」になってませんか?

フランスと日本、都会と田舎、中上級階級と庶民など、さまざまなはざまで生きてきた境界人であるため、他の人と違う視点を持った著述家として活動しています。コラム執筆などの依頼も請け負っております。

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フランスで見つけた日本
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世界で一番感じが悪い国、フランス

毎年のアンケートで「世界で一番感じが悪い国」で一番になるのがフランス。

フランスは美しい町並み、文化、歴史もあって、ものすごい、いいイメージがやってきてみれば、

フランス人はツンケンしてるし、意地悪だし、そこら中汚いし。

あまりかけ離れてイメージに、幻滅する観光客が多いという話。

だけど、最近では、そんな最悪のイメージと言うこと、フランス人はすっかり受け入れて、楽しんでいるのだとか言う番組が昨日やってました。

それは、いいのだけど、それを見ていて、思ったのが、

「いじめられてる観光客は、日本人ばっかり( ̄0 ̄;」

あんなに、日本人と言っても、中国人とごっちゃになっていると言うのに、
こういう物に限っては、絶対日本人が取り上げられる。

何?日本人、すっかり「いじりキャラ化」してるじゃん!

日本人観光客にうその方向を教えるフランス人のCM

昨日番組の中でも、あるCMが紹介されてました。

フランス人が、日本人観光客にエッフェル塔の場所を聞かれて、
ほんとはほんの後ろにあるのに、反対方向を教えるフランス人。

意地悪フランス人

↓動画はこちら。(フランス語が解らなくても理解できる短い動画です)

この動画は、完全にいじわるすぎますが、

実際、フランス人に道を聞いても、まともに教えられる人があまりいません(笑)
いい加減っていうか、教えてあげようと思っている親切心で一生懸命考えてくれたりするんだけど、トンチンカンなこと言ってたり。

一応、道は聞くけど、一人の人が言ったことだけを信じないで、何人かに聞いたり、自分が持っている地図を信じることは大切です(笑)

なんでも、信じようよしちゃう日本人。警戒心が無さ過ぎなのも事実。絶対、疑ってみよう!

なんでも写真を取る日本人

その後も番組は続きます。

イギリスで、コントをやっている人のパフォーマンスが、

「アメリカとフランスの店員の比較」

アメリカ人の店員はものすごく愛想がよく、いつも笑顔で親切なのに比べ
フランス人の店員は、

「いつもむっつり」
「いじわるそうに客を見る」
「笑顔もない」

そして、声を発したと思ったら、

「そこの日本人、写真を取らないで」

あるあるある(瀑)

だいたい、フランス人店員は、最近親切そうに声をかけてくる人も多くなったけど、意地悪そうな人いっぱいいます(笑)

そして、日本人がところ構わず写真を取るのを不快に思われているのも確か。
「撮影しても良いですか?」
と声をかけてから取った方がいいのですが、言葉通じないだろうからその辺りが怠りがちみたいな。

でも、まあ、そうなんだけど、
他の国の人も、もっとマナー悪い人がいるわけで、
そういうのが話題にあがらず、

日本人を相手にしているフランス人の話題が、一つの番組で2回もでてきたことが気になりました。

で、なんで、こんな「いじりキャラ」になってるの?

まあ、あえて書かなくても、みなさんのご想像通りのことがいろいろあるとは思います。

日本だけじゃなくて、ベルギーにもイギリスにもドイツにも、他の国にもこんな感じだし。フランスがそういう文化と言えばそうかも。

いじりキャラ的扱いでも、つい見ててクスっときちゃったりもするけど(笑)

だめじゃん!日本人!と思った昨日のフランスの番組。

実生活していると、親切なフランス人はとっても多いのも一応お断りしておきますが。

とりあえず、何かあった時は、ヘラヘラ笑って済ませたりするのはやめて、

毅然とした態度で接することは大切だよね~。

参考HP

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