数学は、世界共通だと思っていたのですが、国によって違うところがあると、フランスに来て知りました。その計算方法とは?
フランスの割り算と、ひっ算の仕方
日本で、普通に書く割り算。
73÷6=12・・・(あまり)1
フランスでは
73:6=12;rest 0.
と書きます。
「÷」の書き方がすでに違いますが、これは、これで意味も分かるのでまあいいでしょう。
でも、筆算はもっと違うんです。
フランスの筆算方法
なにこれ。。。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
ぱっと見、まったく理解できませんでした。
いや、やっていることは一緒なんですよ。
でも、どうしてこんなことに。。。
どうも、この割り算方法は、ドイツから来たらしく、
division à l’allemandeと言うみたいです。
と言うことで、少なくともドイツとフランスは筆算の書き方が、他の国と違うみたいなんです。
詳しいやり方は動画でどうぞ。
フランスのほとんどの学校ではドイツのやり方で割り算をすると動画では言っています。
でも、ドイツのとちょっと違うのがみそ。
ということで、次は、ドイツのやり方。
ドイツの割り算と、ひっ算の仕方
ドイツの割り算のひっ算の仕方
割り算の式の書き方は、フランスと一緒ですね。
でも、筆算が、合理的と言おうか、特別に横に書かないんですね。
他の主要国はだいたい日本と同じ方法のようです。
で、他の国はどうなんだと思ったら、、
スペインの割り算のひっ算の仕方
アメリカ(イギリス?)の割り算のひっ算の仕方
英語圏と、スペインでは、日本と同じようです。
フランスとドイツだけが違うのでしょうか?
まったく、めんどくさい。
お願いだから、数学だけは、万国共通にして欲しい~
コメント
いや、例えばどうでしょう、小学校では進法の計算も習いますので、それに近づきやすいかもしれませんよ。
10進法の433を6進法に直すとすると、
6)433 1
6) 72 0
6) 12 0
6) 2 2
一番左の列は、余りを書きだした数ですが、これが答えとなります。すなわち、2001
(433=6(6(6(2)+0)+0)+1=6^3×2+6^2×0+6^1×0+6^0×1)
日本の割り算はあまりに「割り算」に特化し過ぎているような。分かりやすいですけれどね。
日本の割り算の式は各国共通と思っていた。中国、ベトナムで大学卒に割り算の問題を出したらできなかった。式の書き方が違うと言われた。
バングラデシュの数字が日本人には読めない。数字と計算式は全世界共通にしてほしい