フランスで「スジ肉」って何て言うの?ってか食べるの?

フランスと日本、都会と田舎、中上級階級と庶民など、さまざまなはざまで生きてきた境界人であるため、他の人と違う視点を持った著述家として活動しています。コラム執筆などの依頼も請け負っております。

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世界の料理
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日本でも、関西や九州辺りでよく食べられる「スジ肉」

牛筋煮込み((@ ̄¬ ̄@)ジュル)とか、たまに食べたくなるのですが、フランスだとなんのお肉になるのか、考えてみました♪

まず牛すじ、すじ肉ってなに?

スジ肉(すじにく)とは、食肉のアキレス腱の部分、または腱が付いた肉のことである。また横隔膜の一部も肉質が近似していることから、スジ肉として扱われている。流通しているスジ肉の大多数は肉牛のもので、牛のアキレス腱は特に「牛スジ」とよばれている。

スジ肉

と言うことで、「牛の各部分の、スジや腱の寄せ集め」みたいです。

その中でも、牛のアキレス腱が「牛スジ」と呼ばれて、一番美味しいらしい。。

フランス語でスジ肉ってなんて言うの?

まず、日本でも地域によってスジ肉を食べないところがあるように、
フランスではスジ肉を普通に食べる習慣はないので、それだけを買うのは結構難しいと思われます。

でも、部分としては、買えるかも?

と言うことで、牛のアキレス腱のフランス語を調べてみると、

les tendons de boeuf

う~ん。。

スーパーでは確実に見かけたことがないお肉の名称です。

お肉屋さんで切り分けているパーツの名前を調べてみました。

http://www.cuisine-astuce.com/tout-un-cours-sur-le-boeufより引用
decoupe_vache

tabdecoupe3

とりあえず、お肉の名称の中にはでてこないですね。
他の言葉になってるんだろうか?

そこで、この言葉を検索して調べてみると。。。

( ̄□ ̄;)ギョッ

犬の餌系、もしくは靴関係ばかり。。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

tendons

東京のお肉屋さんでも、牛のアキレス腱があるか聞くと
「犬用ですか?」
って言われることがあるそうなので、スジもいっぱい入って、歯ごたえもあって犬の餌としても最適なのでしょう。

たまに、レシピがありますが、中国とかベトナムとか、アジア系のサイトです。

アジア料理では、使うことのあるスジ肉や、アキレス腱などの部位は、あまりフランス料理では一般的ではなさそうです。

と言うことで、多分、

お肉屋さんに頼んだり、アジアンショップに行けばば手に入るかもしれないけど、
スーパーとかで手軽に買うのはなかなか難しいように思えます。
(もしも、簡単に手に入る方法を知っている方がいましたら、教えて下さいね♪)

でも、食べたいんですが!

それでも、どうしてもスジ肉のあのトロトロ感を食べたいなと思った時、どうするか。

その場合、スーパーでも簡単に手に入るお肉のパーツでおすすめがあります♪

それは、

「骨付きすね肉」

すね肉と言うのは、スジが多い赤肉。

すね肉は、お肉の旨味も濃いけど少し固い、長時間煮込むのに適したお肉です♪

そして、日本だと骨が外されたお肉が多いですが、
フランスでは、「骨付き牛スジ肉」として、どこのスーパーでも売られていて、骨の周りなどに結構アキレス腱などの良質のスジが多く、長時間煮込めば、トロトロして美味しい箇所(๑╹ڡ╹๑)。

ということで、

Jarret(ジャレ)骨付き牛スジ肉
IMG_9566

長時間、もしくは圧力鍋で煮ることで、

赤身の肉も柔らかくなって、スジ部分のトロトロ具合も味わえますよ♪

そして、骨の中の骨髄も、食べれるのがもう一つの利点♪

骨髄部分をパンに乗せて塩、胡椒して食べるのも一般的です♪

材料切って、煮るだけの簡単に作れるレシピのバリエーションも豊富。

なので、男の料理にもピッタリ♪

お料理のバリエーションには欠かせない部位かな~。
まあ、とりあえず、スジだけじゃなくて、赤身の肉も一緒だけど、美味しくて大満足♪

Jarret(ジャレ)骨付き牛スジ肉を使ったレシピ♪

ベルギー風、牛肉の黒ビール煮

今後更新します♪

コメント

  1. うちの近くの中華屋さんでもたまに、牛スジ肉の料理出します。
    私も大好物です。

  2. ulala より:

    スジ肉おしいですよね♪私も大好きです♪

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