ユニクロのダウンジャケットがどうしてフランスで売れるのか?

フランスと日本、都会と田舎、中上級階級と庶民など、さまざまなはざまで生きてきた境界人であるため、他の人と違う視点を持った著述家として活動しています。コラム執筆などの依頼も請け負っております。

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ユニクロ ウルトラライトジャケット フランスで見つけた日本
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フランスのニュースサイトに、ユニクロのウルトラライトジャケットの紹介記事が掲載されていて、フランスの主要メーカーと比較されていておもしろいので、紹介したいと思います♪

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K-Wayと同じくらい便利

Aussi pratique qu’un K-Way

K-WAY(カーウェイ)(日本ではケイウェイ、ケーウェイとも言われています)
1965年、フランス・パリで創業された、レインウェアブランドです。
http://www.k-way.fr/

有名になった理由は、コンパクトに畳めて、バックに入るナイロン製のレインウェア。

創業者のLeon-Claude Duhamel氏が、パリで雨の中を濡れながら急ぐ人達を見て考案したものだそうで、

このジャケットがかなり人気を集めたため、今やフランスやヨーロッパでは「雨具」のことを「K-WAY」と呼ぶようになりました。学校からの遠足のお知らせにも、持ち物リストの中に「K-WAY」と書かれているのもよく目にするぐらい普通に使われています。

記事では、ユニクロのダウンは、そんな「K-WAY」のように軽くて、コンパクトに畳めると言うようなことが書かれています。

Damartと同じぐらい暖かい

Aussi chaude qu’un Damart

Damartダマールは、1953年創業のフランスのルベックスRoubaixと言う町に本社がある、洋服の通信販売が中心で販売しています。
http://www.damart.fr/

「ダマール」はTHERMOLACTYL(サーモラクティル)という独自に開発した保温性の高い生地が売りで、なんと、あのダイアナ妃も着ていた!と言われるブランド。
なんでも、レベルが1~5まであって、レベル5だとヒマラヤにも来ていけるような保温性なのだそうです。
通信販売でも有名ですが、各主要都市には、お店もあって、フランスではよく目にするマーク。

記事では、コートの下にも着れるジャケットで、ユニクロはダマールの代わりになると L’Express StylesのブロガーGéraldine Dormoyさんに分析されていると書かれています

Décathlonよりシック

Plus chic que Décathlon

Décathlonデカトロンは、1976年にフランスのリール近くで設立されたスポーツ用品・アウトドア用品のチェーンストアです。
http://www.decathlon.fr/

フランスでスポーツをする時には、欠かせないお店。

なんと言っても安い。

デカトロンブランドがあり、手軽な値段で必要な用品を一式揃えることができるます。

でも、デザインも悪くないと思うのですが、完全にスポーツウェアデザインなのでシックな服に着る系ではありません。

記事では、軽くて、暖かくて、便利なだけじゃなく、ユニクロはいろんな色やバージョン展開していて、有名人が身につけてる姿などもあり、高級感も漂わせ、ファッション性が高いようなことが書かれています。

ただのフード付きのコートより安い

Moins chère qu’une parka

parkaパルカはアノラックとも言われますが、フード着きのコートのことを指します。

記事では、普通のお店でparkaを買う値段で、ユニクロでは5つ買うことができて経済的だというようなことが書かれています

テクノロジー・人気のメーカー

Une marque techno-populo
ユニクロ ウルトラライトジャケット

記事には、柳井さんからの「我々はただの会社じゃない。テクノロジーの会社だ」と言うコメントと共に、Le HuffPostの記事からユニクロはプレタポルテの店でフランス人に2番めに人気があるメーカーであることが書かれています。

Marques de prêt-à-porter: Jules et Uniqlo, les préférées des Français

パリ近辺のみでの調査でしょうが、ユニクロが2位に選ばれていることにちょっと驚きました。

記事参照元
La micro-doudoune japonaise d’Uniqlo : pourquoi ça marche ?

日本のメーカーはもっと宣伝展開した方がいい!

なんだかすっかりユニクロの宣伝記事のようになってしまいましたが、本筋はそこではないのであしからず<(_ _)>

こうやってフランスの庶民に浸透しているメーカーと比べてみると、利点がわかりやすく、普通のフランス人の目にも止まるような場所に記事が書かれていて、うまく宣伝してるなと言う印象をもちました。

記事の中に、ユニクロの柳井 正さんがダウンジャケットをフランスに売リ出すのに成功した日本人と紹介されていましたが、確かにZara、Gap、H&Mに混じって他の大きなメーカーとフランスで肩が並べられるのは大きな成功の一つでしょう。

とは言っても、まだまだ店舗はパリのみなので完全に肩を並べたとは言えないので、ここで満足せず、フランス地方にも展開できるまでがんばってもらいたいです。

ユニクロに限らず、日本のメーカーには、世界から見ても良い物はたくさんあるんです。
でも、それが日本国内だけで終わっちゃうと言うのは本当にもったいない。

多分、問題なのが、

日本人は宣伝することが下手

だと言うこと。

その点、ユニクロはフランスでも上手にマーケティングをしているのだと思います。

もっと、自分ら価値を認めて、その価値を見せる方法を学び、世界展開できる仕組みを作ることはできないのでしょうか?

例えば、どうして誰も世界に宣伝活動をしなかったのかと今だに疑問に思うのが、

「手を上下に出し入れして、風で吹き飛ばすタイプのトイレの手の乾燥機」

日本ではもう20年ぐらい前からあったのに、フランスにはまったく入って来ておらず、異常に古臭いタイプの頼りない温風がでる装置が設置されていました。

どうしてこれを輸出しなかったのでしょう?

メーカーが小さかった?国外にシェアを持てる力がなかった?

他にたくさんulalaの知らない大人の事情があるのかもしれません。

でも、素人ながら、早く、売りだせばいいのに。。と思っていたものですが、、、

それが、5年ぐらい前(?)に

「ダイソンが研究開発しました!!」

と「風で吹き飛ばすタイプのトイレの手の乾燥機」を発表しました。

アップルのジョブスほどではありませんが、それは、それは、メディアを意識した、美しい演出でした。

その途端、フランスのトイレ中にダイソン製が設置されててビックリ。

ヾ(・∀・;)オイオイ、
か、開発って、すごい前から日本にはすでに普通に普及してたのに、、、、、

ぜひ、日本の製品を、もっともっと世界に広める販売戦略を打ちたてていって貰いたい!

日本が更に発展する鍵は「世界に言葉を発する方法を知る」そこにあるような気がしてなりません。

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