メディカルハーブのお店「グランド・エルボリストリ」が日本に!

フランスと日本、都会と田舎、中上級階級と庶民など、さまざまなはざまで生きてきた境界人であるため、他の人と違う視点を持った著述家として活動しています。コラム執筆などの依頼も請け負っております。

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日本の中のフランス
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フランス通なら、絶対に知っているお店が「グランド・エルボリストリ」

メディカルハーブを売る、130年以上も歴史のあるパリの素敵なお店なんですが、、、

なんと、

日本でも「グランド・エルボリストリ」調合のハーブが買えるようになったそうです♪

Grande Herboristerie
グランド・エルボリストリ フランス・パリで1880年創業のハーブティーブランド

まず、メディカルハーブってなに?

まず、「メディカルハーブってなに?」と思われる方もいると思いますが、
要するにハーブのことです(笑)

ハーブと言うと、普通のハーブティーや、スパイスをイメージされることが多いかも?
でもハーブには、いろんな効能があるのを知ってますか?

そんな健康を維持したり、症状改善のために用いる薬用植物のハーブを

メディカルハーブ(薬草)

と呼んでます。

とは言ってももちろん特別な植物なわけではないんですよ(笑)

Jean Piere Raveneau (ジャン・ピエール・ラヴノー)メディカルハーブには、

体を温めてくれる「生姜」
精神を落ち着けてくれる「ラベンダー」
お腹の調子を整えてくれる「シナモン」

など、普通にハーブとしても知られている植物ももちろん含まれます。

これらをブレンドして「自己治癒力と自己調整機能」に働きかけ、活性化してカダラの調子を整えるのです。

こう言った薬草での治療は、日本でも薬学・医学として「本草学」が盛んだった時代もあり、昔から行なわれている療法ですよね。

もちろんフランスでも古くから多くの人に活用されてきました。

実は、メディカルハーブ、
フランスでは、国の認可を受ける医療の一つだった時代もあったんです。

昔は、普通に症状に合わせてハーブを処方する薬局として、各地にたくさんあったそうです。

そういった薬草薬局を、フランス語で

Herboristerie(エルボリストリ)

と言います。

1941年から民間療法というくくりに入れることになったため、
「薬局」としては営業はできないことになりましたが、
それでもメディカルハーブの人気は衰えることなく、薬剤師の資格がある方のみが「薬用植物の取り扱い、アドバイスをできる」として、現在でも販売されています。

フランス・パリで一番有名な薬用ハーブのお店

そんな、薬草薬局 Herboristerie(エルボリストリー)のパリで一番有名なお店が、

グランド・エルボリストリ(Grande Herboristeri)

パリでは最も老舗な「薬草を扱う薬局」として、パリジャン御用達のお店。

グランド・エルボリストリ(GRANDE HERBORISTERIE)のハーブが買えるお店このお店が創設されたのは1880年で、その頃から変わらない内装も、人気の一つ♪

「風邪気味だけど妊婦で薬が飲めない」
「胃の調子がよくない」
「便通がよくなくてお腹が痛い」
「最近、よく寝れない」

症状を伝えるとherboriste(エルボリスト)が症状にあわせて調合してくれたり、選んでくれるんです。

おまけに、グランド・エルボリストリ(GRANDE HERBORISTERIE)は、

ハーブを1000種類以上

取り扱う専門店。豊富な種類のハーブと、長年の知識の蓄積量が違いますね。

Jean Piere Raveneau (ジャン・ピエール・ラヴノー)お店の店主Jean Piere Raveneau (ジャン・ピエール・ラヴノー)さんは、薬学博士・生物学者

ただでも効能の高い調合をするには、メディカルハーブの高度な知識と経験が必要ですが、ラヴノーさんにはすでに働き初めて20年という知識の厚みがあります。
奥深い知識をベースに配合するハーブは、ヨーロッパやアメリカなどの各国でも定評が。

最近は、日本からのお客様も多いとのこと。

でも、パリのお店ですので、もちろんアドバイスしてもらってもフランス語の壁が。。。

せっかく専門店に来ても、定番のラベンダーを買って行かれる方も・・・・

まあ、、なかなか、長くこちらに住んでいても、自分の症状を日本語で伝えるのは難しいですよね。

それに、日本では許可されてない植物もあるかもしれませんので、なんでもかんでも買って日本に持っていけるわけではありません。

そう、だから日本で買える便利さ♪

と言うことで、

日本に「グランド・エルボリストリ」の調合ハーブのお店ができたようです。

日本のお店では、パリでラヴノー氏が想定した症状の調合をした後、
それを日本人の英国認定メディカルハーバリストが商品監修するそうです。

日本人の専門家のチェックが入ってるって言うのでさらに安心ですね♪

メディカルハーブは、フランスでも妊婦さんや、産後のママに大人気ですが、日本でも、カフェインが入ってないということで、普段飲んでたお茶の代わりに飲み始める人も多いのではないでしょうか?

「グランド・エルボリストリ」の日本のサイトには、
薬や、カフェインが飲めなくてハーブティーを必要としている妊婦さんやママ達に合わせたブレンドが揃っているのも、日本人向けになかなか気がきいていると思います♪

これは、楽しみです♪

Grande Herboristerieグランド・エルボリストリ

Grande Herboristerie

グランド・エルボリストリ フランス・パリで1880年創業のハーブティーブランドを日本で

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