フランス厚生省 薬について調べることができるデーターベースを公開 !のどスプレーを探してみる

フランスと日本、都会と田舎、中上級階級と庶民など、さまざまなはざまで生きてきた境界人であるため、他の人と違う視点を持った著述家として活動しています。コラム執筆などの依頼も請け負っております。

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medicaments フランスの健康・医療
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10月1日にフランスの厚生省ministère de la santéが、ネットで調査できる、薬のデーターベースを公開しました。

このサイトでは、薬の説明や、ジェネリック医薬品(後発医薬品)を探すことができます。
その他にも、薬の正式な値段や、処方箋があるとどのぐらい返金されるかの割合など、今までなかなか知ることができなかった情報を簡単に知ることができるようになりました。

http://medicaments.gouv.fr

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早速使ってみる

例えば、フランスで熱が出た時によく飲む熱冷ましの薬

Paracetamolパラセタモル

これを、調べてみると

すでに薬名を入力するだけで、販売されているパラセタモルのリストがでてきます。

Paracetamol

そのまま検索ボタンを押すと、ページに一覧がでてきます。

Paracetamol

リストの中の、500mgを調べてみると

Paracetamol

通常の値段 1,95ユーロ
処方された場合、保険で返金される金額の割合 65%

が赤字で表示。

その他、もろもろな薬に対する情報を見ることができます。

日本と同じ効果の薬がないか調べてみる

この夏、日本に行く前に、どうも咳が止まらなくて非常に困ってました。

風邪を引いてから、咳だけが残ったと言う感じ。

しかも、風邪を引いていた期間も含め2,3ヶ月も続いたので、一般医に行って相談することに。

で、症状を説明したのだけど、それを聞いた先生ったら・・・

すでに、2,3ヶ月咳が続いている( ̄□ ̄;)ギョッ

と、なんだか、最初は違う病気を心配されたようです(汗)

「いや、絶対、肺がって言う感じじゃないから。喉がイガイガするだけなんです!」

と、訴え続けている間に、いろいろ検査され、
肺などには問題ないことが分かったようで、そこで先生、考え込んだ。

こんなに毎日雨が降っている中、花粉のアレルギーは考えられないけど、他のアレルギーかもしれないし。。」

と渡されたのがアレルギーを抑える薬。

しかし・・・・・

まったく効きませんでした!

そして、日本に帰る飛行機の中の乾燥のおかげで、更に悪化した喉咳。
フランスの帰る飛行機の中で、更に悪化したら嫌だわと思って、空港で購入したのが、

喉スプレー

有効成分「アズレンスルホン酸ナトリウム」がのどの炎症部に直接届き、効果的に炎症を鎮めます

これだ!と直感。

ということで、喉がイガイガするたびにスプレーしたら、1週間も経たずに

すっかり完治Σ(゚∀゚ノ)ノ

ヾ(@~▽~@)ノ

喉がイガイガするから咳でるんだし。咳止めは、なにか違うな。。
と思ってたけど、やっぱり、喉が荒れていたのだろうと思います。

ということで、

アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)

が気になりだしたulala。

これが、のどの炎症を抑えて、効果を発揮したのか?

フランスに水溶性アズレンが入った薬があるか、調べて見る

フランスにも、のどスプレーが幾つか売っているので、先ほどの薬のデーターベースで調べてみることにしました♪

薬剤師でもないので、よく解らなかったのですが、調べてみるとフランス語でアズレンは、

L’azulène

のようです。

そこで、成分の欄にこの文字を入れて検索してみると・・・

無い(^▽^;)

でも、文字一部検索にしたら、水溶性ではないけど、固形のGaiazurènなら見つかりました。
azulene

CUCATRYL pommade en sachet-dose
PEPSANE capusule
PEPSANE gel buvable en sachet-dose

塗り薬と、飲み薬のようです。胃炎とか傷薬に使うのでしょうか。

薬の専門家でもないので、もしかしたら、検索する文字が違ったのかもしれませんが、とりあえず現時点では同様のスプレーを見つけることができませんでした。

ちなみに、アズレンは、15世紀にはカモミールの水蒸気蒸留して取っていたと言う話なので、カモミールエッセンスに含まれている成分のようです。

ふんふん。。。と思いながら、
手元にあったカモミールハーブティーも飲んでみつつ。。。

フランスで売っているのどスプレーを見ているのですが。。。。

う~ん。。。なんかやっぱ、違うかも。。。。。

ということで、喉スプレー、、、話は続くかもしれません(笑)

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