「フランスの知能指数IQが高い子供達の現実」の参考資料

フランスと日本、都会と田舎、中上級階級と庶民など、さまざまなはざまで生きてきた境界人であるため、他の人と違う視点を持った著述家として活動しています。コラム執筆などの依頼も請け負っております。

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上記、記事で参考にした記事等です。

知能指数の高い子供のことを、
フランスではE.I.P(Surdoué)
日本やアメリカ、イギリスではギフテッドという名称を使っています。

E.I.P(Surdoué)についてまとめられているフランスの資料

◯ RECONNAITRE UN ENFANT INTELLECTUELLEMENT PRECOCE
GUIDE A L’USAGE DES ENSEIGNANTS :Premier et second degré(フランス語)
http://cms.ac-martinique.fr/jml/circo_mornerouge/images/stories/ash/le_guide_enfant_precoce.pdf

◯ L’ENFANT INTELLECTUELLEMENT PRECOCE (E.I.P)(フランス語)
http://www.afpssu.com/ressources/enfant_precoce.lefevre.pdf

フランスのE.I.P(Surdoué)の子供達のための協会

◯ AFEP Association Française pour les Enfants Précoces
http://www.afep.asso.fr/

◯ Pour vous aider : Quelques adresses d’associations pour enfants précoces
A.N.P.E.I.P. Association Nationale Pour les Enfants Intellectuellement Précoces http://nouvsite.anpeip.org/

◯ ALREP Associations de Loisirs, de Rencontre et d’Education pour les Enfants et adolescents Précoces http://www.alrep.org/presentation.html

フランスのE.I.P(Surdoué)の学校

◯ E.I.Pの学校 (フランス語)
http://www.ecole-enfants-precoces.com/

◯ Ecole pour enfants précoces (動画 フランス語)

Ecole pour enfants précoces

◯ Gerson, une école pour enfants précoces (動画 フランス語)

アメリカのギフテッド教育

フランスでは、積極的なSurdoué教育は、国としては行なって居ませんが、
アメリカではギフテッド教育として、積極的に行われているようです。

ギフテッド教育(Gifted Education)とは、平均よりも顕著に高い能力を持っている人のための教育である。英才教育の一種であるが、先取り学習により他の人よりも高い学力を身につけようとする早期教育とは異なる。ギフテッドの子どもたちの高知能、高能力に伴う様々な精神・社会面での問題ゆえに、通常のクラスでは学業の成績が伸びなかったり、登校拒否なども見られることから、アメリカにおいては、障害児教育と並ぶ特別支援の教育施策として捉えられている。
http://www.blog.crn.or.jp/report/02/130.html

フランスのSurdouéと、アメリカでいうギフテッドは、
確かに似ているようですが、フランスがIQ130以上としている中、
アメリカはIQ95以上が最低ラインとなっているとことが違うところ。
まあ、それは州や、学校の受け入れ内容によっても変わってくるようで、明確にIQ130以上としている地域もあるらしい。
アメリカ国内の同じ学年の生徒全体の上位2~3%以内というのが基準となっていることを考えれば、フランスのSurdouéと同等の基準ではあるかも。

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日本では知能指数は考慮されてない?

知能指数が131で海外だったら「知能指数が非常に高い」と言われるのに、

「黒板を板書きするのに困難を示す可能性がある」

とネガティブな所見を受けたたという話。

6歳(年長)男子の相談です。

保育園から勧められ発達検査(日本版WISC3)をうけました。
その結果、数値は以下の通りでした。
言語性129 動作性127 全検査131
言語理解127 知覚統合131 注意喚起124 処理速度97

検査をした心理士の先生からは、処理速度が低いので黒板を板書する場面で困難を示す可能性があるとの所見をいただきました。

WISC-3の結果の読み方、活かし方 - OKWAVE
6歳(年長)男子の相談です。保育園から勧められ発達検査(日本版WISC3)をうけました。処理速度が低いことで黒板を板書する場面で困難を示す可能性があるとの所見をいただきました。処理速度の低さが平均レベ..

おまけにすべての検査は平均値の100よりかなり上で、たかだか処理速度だけが平均値なだけでそんなこと言われるの?
確かに差がある場合発達障害の恐れがあるが、平均値なのが素人目から見ても不思議。

ほんとに現場の方はちゃんと分析できていたのでしょうか?
この質問の回答が結構しっかりしているのに少しは、救われますが…

認識自体は、有識者の中にあったとしても、まったくの救済処置は取られず、
行き場がなくなってしまうのが現状なのかも?

実は、発達障害の中にもこうした「ギフテッド」がたくさんいる、
いやかえって多いのではないかとさえいわれます。
http://ld-soudan.fujitvkidsclub.jp/2010/12/post_10.html

興味深い回答

フランスでは、
「IQが高くても、他の子達と普通の生活を送れるようになるのが一番」そのためにサポートする。

という考え方が主流のような感じですが、その普通の生活を送って幸せになった例のような日本人のある回答

高専という、自由な校風の学校の存在が、日本では、自然にこういうタイプの子供達の受け皿になっているのかな?という印象も。
(高専は国立の5年生の理系の学校で、偏差値は通常の進学高並に高いけれども、普通の高校、大学とは雰囲気が違う学校になります。)

私は中学1年生の時の頭脳テストというものでIQ167と伝えられたもの(37歳)です。
アメリカに行けだのNASAがどうのこうのだの親宛に教育委員会だかなんだかの人が訪ねてきたそうです。(つい最近、母親からその話を聞かされました)

そんなことはつゆ知らず公立の小学校、中学校、高専へと進みました。途中、ドイツ国へ留学したのですが、言語理解はおもしろいほど上達し、一時期はドイツ人のための文法書を読むだけで、5カ国語を話せるようになりました。

何かに気づいて集中すれば、ものすごい速度で上達するっていうことが利点だったくらいで、日々の生活にはなんら影響はありません。

こんな私は日本の大学すら出ていないのです。(高専は短大卒扱い)

知能指数の高い人にはどんな人がいるのかは存じませんが、暗記力に長けている人よりも理解力に長けている人の方が多いと思います。

日本の大学受験は暗記力がモノをいうとも思います。
なので、あまり心配なさらなくても・・・と思いました。

とにかく、何かを考えると、ものすごく疲れるのです。勉強だって長続きしません。時間が余ってしまうのです。

何の回答にもなっていないと思いますが、『このような人の頭はどうなっているのでしょうか』の回答のつもりで書き込みました。

私はIQを知らされずに今まで過ごせたことを幸せに思っています。

IQ150の友人について
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3318226.html?from=recommend

小児科による考え方の違い(日本)

8歳の息子が1年生の時から学校に馴染めないと先生に言われ、困っています。

と言うのは、本人は全く気にしていないからです。

1年の時の担任には
「空気が読めない」「話を最後まで聞かない」
「唐突な行動(突然エンピツを削るなど)」
「身の回りの事が全く出来ない」「忘れ物、亡くし者が多い」「おしゃべりで人の話に口を挟む」など
言われました。
授業中もエンピツを落としても拾わないから
筆箱の中身が空になって、隣りの子に借りてるから
友人は大迷惑しているそうです。

・・・・・

相談したら、知能テストは140あって、勉強は問題ないので
様子を見て下さいと言う事でした。

・・・・・・・・・

勉強だけは良く出来ます。近視ですのでめがねをかけており、しょっちゅう壊したり壊されたりしています。
友達は少ないです。
休み時間は1人で本を読んだり、大好きな昆虫を
探しているようです。
同年代の子どもには興味がなく、大人と
しゃべりたがります。
兄弟とは良く遊びます。しかし3年生にしてぬいぐるみ遊びが大好きと言うのも…。
http://baby.askdoctors.jp/qa/baby-and-children-disease/autism/t145137.do

困っていると言っている内容が、Surdouéギフテッドの簡易判定項目に、ピタリと当てはまることばかり、、

けど、小児科の返答が、

1,LD外来に行け
2,集中力の高さは、天才と言われる偉人のよう

と完全に違う評価。
これが、知識がある先生と、ない先生の違いなのかも?

小児科1
長い文章からお母様が、ホトホト困り果てていらっしゃるのが伺えます。
どこまでが性格か病気かは非常に難しい問題でしょう。メールを読ませていただく限りでは、もし病気であるならばアスペルガー症候群の可能性があります。
小児神経専門医のLD外来が近くにあれば受診されればいいと思います。
本人にはごまかして連れて行くというよりも、必要なので受診することをはっきり言われてはいかがでしょうか?

小児科2

お母様とお子さんにはなんら落ち度はありません。むしろ担任の態度に対しもう少し強く出てもいいように思います。教育者のプロとしてサルなどと言う暴言は慎むべきです。担 任の態度はクラスメイトに影響を与えますので、当然クラスで浮いた立場になってしまいます。主任の先生なり教頭なりに相談する必要もあると思います(場合によっては教育委 員会まで)。診断がつきましたら充分担任と話し合い、理解してもらう必要があります。
まずお子さんを変えることは出来ません。成長するうちに自分で少しずつ周囲に合わせていくすべを身に着けていくことでしょう。お母様に必要なのは否定ではなく受容です。お 子さんのすべてを受け入れてあげてください。集中力のあまりの強さに周りが見えなくなってしまうのは困りますが、その集中力をどれほどみんなが手に入れたがっていることか !天才と言われる偉人のようです。誇りに思ってください。お母様が堂々としていれば相談に行くことなどお子さんもまったく気にしないと思いますよ。お母様の知るべきはその 受容の仕方だけです。

コメント

  1. みちこ より:

    こんにちは。フランスのギフテッドで検索してこちらに辿りつきました。最初に、娘がギフテッドかもしれないと気づいた頃から、ずっとこの記事を何度も読みながら今まで来ました。 私たちは、フランスのノルマンディーに住んでいます。娘は7歳で今、CE1です。まずはこの地方のギフテッドのアソシエーションに連絡を取り、そこから教えられたpsychologueとランデブーをし、検査を受けました。そこで、どれも14歳の知能、分野によっては17歳以上の知能だと診断を受けました。飛び級をするため学校に話してと言われました。そこで学校の担任と話し、担任も飛び級に大賛成でした。次に学校専属のpsychologueと会うことになりました。すると学校専属psychologueは、最初から娘のこともろくに見ることもなく、「飛び級なんて出来ないでしょ」と嫌そうな態度を貫くのみです。学校関係者は皆、この学校専属psychologueが現れた途端に態度が一変し、「やっぱりこの子はすごくない」と言い出すようになりました。娘の可能性を伸ばしたい思いでいっぱいなのに、このままギフテッドであることももみ消しにされて終わってしまうのかと不安でいっぱいです。ギフテッドのアソシエーションにこのことを話しましたが、返事はこないまま一か月になります。これ以上、何も取り組むことは出来ないのでしょうか。もし、何か良い方法を御存知でしたら教えてください、もし場違いでしたら申し訳ございません。長々と失礼いたしました。

    • ulala より:

      コメントありがとうございます。メールで返信しましたのでよろしくお願いします♪

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