フランスの店員にびっくりすること4パターン

フランスと日本、都会と田舎、中上級階級と庶民など、さまざまなはざまで生きてきた境界人であるため、他の人と違う視点を持った著述家として活動しています。コラム執筆などの依頼も請け負っております。

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フランスの日常
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フランスに来ると、日本と違い、お店の店員さんの対応の悪さにびっくりすることがある。
フランスの店員と日本人のあの親切な店員の差にすっかり慣れて、
最近は腹立つことも少なくなりもなく冷静に対応するようになてきたulala。
あまりにも頻繁に同じ様な対応されるので、本当にあたりまえの日常だ。

しかし、この最近短期間で頻発していろんな事が起こったので、
今回はその新鮮な(?)びっくりしてしまうフランス人の店員についてです~。

フランスの店員にびっくりすること4パターン

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かなり頻繁にミスを起こす

まあ、時々レジが間違っているってことは人間だし、多少は仕方がないと思う。
でも、この間違えの頻度がかなり多いのがフランス人。
10日に一度とか、週に一度とか、、毎日とか起こるかも?と言ったらどうですか?

ついほんの今日の出来事。まあ、店員というかレジの人と言おうか、、
スーパーで買い物をしたら、なぜか自分が考えていたより20ユーロほど上乗せされた合計だった。
おかしいと思って、レシートで確認してみたら、、、

「10個で2ユーロのキウィを、
1個1,99ユーロのメロンが10個で計算されていた。。。」

違う日には、2個しか買ってないのに20個と打たれていたり、
完全にレジを間違えていて、金額を多く請求されていることは今まで何回もある。

それでもって、同じ様にレジを間違えられた人の話はかなり複数の人から聞く話。。。。

ということで、フランスで買い物した後は、絶対レシートの確認をしましょう。
そこで腹を立てる前に、さっさと受付に行って返金してもらうのは
もう日常の動作にぐらいに考えておきましょう。

ちなみに、お釣りを間違えるレジの人もかなりの頻度でいるので、もらったお釣りも絶対確認要です♪

自分の間違えを他人に責任転嫁する

自分の立場をさらに悪くしないようにわざとしているとしか思えないのだけど、
なぜか、自分が悪かったとは認めない店員が多い。
でも、かと言って、やってもいないことを押し付けられて、
こちらの立場が悪くなるのはとっても困るもの。

つい昨日、通信途中でカードを店員に引きぬかれて、結果、2重引き落としになってしまった事件。

その件について対応した店員が店長に説明しながら、、

あなたがカードを途中で引きぬいてエラーになったのよね。」

と私に確認を求めながら自分がやったことを、こちらに責任転換しようとしていた。
まじかよ、、、2重にお金を引き落とされた上に、全面的に私が悪いとか言われてもさ~。

なので、
「いえ、勝手に引き抜いたのはあなたですよ。」
と訂正しておいた。

信じられないことだけど、こういう風に、
なんでもこちらが悪いように言われることはほんとに、よく起こるのだ。

自分がやったミスも、平気で「人のせいにする」。
まあ、大したことでないことはいいだろうけど、
そのせいでのちのち変なことを言われるのも困るので、
基本的には「いえ私ではありません。」とキッパリ言い切っておこう。

逆切れパターンが多い

店員さんに、すみませんとか謝れられることはほとんどない。
でも、反対に自分がミスを起こすと、そこで本当にどう対処すればいいか解らなくなり、
混乱状態になった店員さんに、逆切れされることが結構あります。

先日ケーキ屋さんでケーキを買おうとした時のこと

1番目のお客さんが支払いをしている時に、
2番目の常連のお客さんが、レジとは少し離れたショーケースの上で小切手を用意していたら、
ケーキを取りにショーケースに戻ってきた店員さんが、さっとその小切手を持っていって
なんと、そのまま一番目の人の支払い処理をしてしまった!

カードで払おうとしていた一番目のお客さんがカードを出したのを見て
ようやくその事に気がついた店員さん。
最初は呆然と小切手とカードに目をやってパクパク状態だったが、

突然、逆切れしはじめたのだ。。

「あなたが、小切手を置くから間違っちゃたじゃないの!!どうすればいいのよ!この小切手の記載は変更できないわよ!どうしてそんなとこに小切手を勝手に置くのよ!順番はちゃんと守ってくれなくきゃ困るのよ!」

というか、3番目の客だったulalaはちゃんと見てたけど、レジには小切手置いてないし、確認もせず、勝手に勘違いしていたのは、あなたよ。。。店員さん。。

もう、混乱しきっている店員さんは、まだまだ続く。
「どうすればいいのよ。もうこの小切手でお金きっちゃったから、これは変えられないのよ。」
「あなたが悪いんですからね。こうなったのも順番を守らないから。」

でも、いつもこういう場面でエライと思うのはお客さん。品物を買おうという気持ちが強いから、
文句を多少いいながらもブチッと切れずにじっと耐えてる。

「もう、これは小切手の差額を現金で払ってもらうしかないわ!」

と店員が言いきってこの話は終了した。
近所に住んでいて小切手しかもってこなかったお客さんは、お金を取りに家に帰るはめに。。

ほんと、偉いわ、、お客さん。
店員さんにこんなむちゃくちゃなこと言われても、ちゃんと買って行くのだなんて。。

自分が知らないことは、「できません」と言う。

フランス人の店員は、ほんとうは対応可能なこと、すべきことでも、
自分が知らなかったら即座に「できません」と言います。
で、「こうしてこうやってこうするんだ」と、言うと
「一応やってみるけど。でもできなかったらできないからね。」
ってな感じ。

って言うか、自分が能力ないことを、威張られても、、、と思うけれども、
こういう人は、どちらかと言うとと経験の少ない若い人に多い。

子供の時から大人じゃないとしてはいけないなどの境界がハッキリしていたから、
少しでも自分がなんでもできる大人に見せるために
なんでもできるという去勢を張らなくてはいけないのだろうか?
自分はなんでもできる人と思っているのか?

まあ、人によりけりだけど、「できない」と言うのは、普通に言う言葉なので困りもの。

この点は店員じゃなくても、滞在許可書を取得する際にも同じようなことが2回もあった。

前の月に規定が変わってある書類がいらなくなったのでもちろんもっていかなかったら
「その書類がなければ滞在許可書の申請はできません」
と言われた。もちろん、大使館に聞いていらないことを確認してきたので確かだと言うと
そこから3人がかりで資料を検討して、ようやく申請できることを確認。
(自分が知らないからってできないっていうな。。・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ…)

他にも、パリで住所変更の時に、カードの種類によって申請場所が違ったのだけど、
若い係員に、申請する場所が違うからできないと言われた。
で、もちろん、私の方は
「前回、ここで書類を出しているので間違いありません」
と言っても聞き入れようとしない。
その様子を聞いていた年配の係の人が、若い係員の間違いを指摘してくれて
やっと受け付けてもらえることに。
(なんでも知っているふりしてできないって言うな。。・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ…)

他には、どこだったか忘れたけど、コンピューターに入力作業で、
店員さんのマウスの使い方が間違っていて入力できないことがあって、
「今日はできないので、違う日に来てください。」
と言われた。
そんなことで違う日に来たくなかったので、
使い方を教えてあげて、どうにか登録できた
(まあこちらがフォローできることでよかったけどね。。・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ…)

というようなことがあったっけ。。。

そんなことは郵便局でも、修理屋さんでも、いたるところで同じようなことがおこる。

なんでもかんでも「できない」というフランス人。
言われても、絶対にそこで引き下がってはいけない。

どうすればできるかを知っていればやり方を説明するか、
もっと経験の多い人を呼んでもらって確かめてもらうことが必要です。

こんなことは、たまにじゃなくて、日常茶飯事に起こるフランス

フランス人の危機対応能力は、こうやって鍛えられていくのね

もちろん、たまに、素晴らしい対応のフランス人の店員さんもおりますので、あしからず(o^∇^o)ノ

でわでわ

またね~

以上、以前書いた記事の再掲

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