2019年版、フランス在住者が日本に行くときの注意点のまとめ

現在、日本に帰っていますが、今までは、特になんの気兼ねなしに思ったままのフランスのお土産買ったりして日本に帰っていたのにも関わらず、なんと、今回はいろいろと旅行前に知っておかなくてはいけないことがいろいろありました。

と言うことで、今まで日本に行くのと違う点をまとめた「2019年版、フランス在住者が日本に行くときの注意点」を記録しておこうと思います。

当然ながら、ルールはよく変ります。よって2019年限定ですのであしからず。

よーし行ってみよ~~♪

フランス在住者が日本に行くときの注意点

目次

  • 1.お土産に注意
  • 2.未成年者開国人の滞在証明に注意
  • 3.片親が子供を連れて行くとき、もう片方の承諾書が必要か?

1.お土産に注意

初めに、言っとくよ。

フランスからのお土産として、もう、

生ハム、ソシソン、etc は持っていけません

今まで、普通にフランスのお土産として、ソシソンセック(乾燥ソーセージ)とか持っていったじゃないですか~。

あれができなくなりました。

フランスのソシソン セックと言えば、サラミやソーセージと同様の加工肉ではあるけれども、練り込まれる挽肉の赤身と脂の比率も違い、地域ごとにいろんな種類がある、フランスの定番のお土産です。

しかし、2019年4月22日より、日本に肉などが検疫証明書なしでは輸入できなくなり、ほぼ個人でもって帰ることがほぼ不可能になりました。

というのも、
現在、多くの国で口蹄疫やアフリカ豚コレラなどの家畜の病気が発生しているんです。そのためおみやげや個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しいため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができなくなったのです。

2019年4月22日から
海外からの肉製品の違法な持込みへの対応を厳格化しました。

・任意放棄の有無にかかわらず、違法な持込みには厳正に対処します。
・手荷物の中に、輸入申告のない肉製品などの畜産物が確認された場合、罰則の対象になります。
・輸入検査の手続でパスポートや搭乗券の情報を記録するため、検査に時間を要することがあります。

家畜伝染病予防法により、
輸入検査を受けずに畜産物を持ち込んだ場合には、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられます。

偶蹄類の動物(牛、豚、山羊、羊、鹿など)、馬、家きん(*)、犬、兎、みつばち由来の以下のものが対象です。
*家きん:鶏、うずら、きじ、だちょう、ほろほろ鳥及び七面鳥並びにあひる、がちょうその他のかも目の鳥類

肉・臓器
生、冷蔵、冷凍、加熱調理済みの加工品など、いかなる形態のものでも動物検疫の対象です。
加工品の例:ジャーキー、ハム、ソーセージ、ベーコン、肉まんなど
卵(卵殻を含む)
骨、脂肪、血液、皮、毛、羽、角、蹄、腱
革のバッグ、羊毛のセーターなどの完成品は対象外です。
生乳、精液、受精卵、未受精卵、ふん、尿
乳製品(携帯品を除く。詳しくはこちら。)
穀物のわら、飼料用の乾草(一部の地域)

参照

よって、

おみやげや個人消費用であっても、輸出国の政府機関が発行する検査証明書のないものは日本への持ち込みができません。

日本の空港に入る時に、検疫所に行けばOKじゃないですか?と言う話しもありますが、基本「輸出国の政府機関が発行する検査証明書」を取ることは個人では無理なので、没収されるだけで無理だろうと言われています。(実際にやったわけではないのでわかりません)。しかし、それだけではなく、対象の製品をもっていて検疫所に行かないで、持っていることがばれると即捕まる恐れもあるという危険性まではらんでいる。。。徹底させるために厳格化したと言うことです。

フォアグラは、瓶詰とか缶詰なら検疫に持っていけば大丈夫だったと言う報告もあります。ファアグラは、現在一部の制限が解除されたからかもしれません。

でも、没収されるかもしれないなら、そこまで頑張って持っていく気はうせますよね。。。検疫所で時間取られるのも嫌ですし(;^_^A

ということで、肉類を持ち込むには注意が必要なことを認識しておきましょう!!

2.未成年者外国人の滞在証明に注意


この項は、フランス国籍のお子さんの場合は無関係です。

しかし、フランスの国籍ではない場合は、フランスでは未成年の身分証明書がないため、

DOCUMENT DE CIRCULATION POUR ETRANGER MINEUR (DCEM)という身分証明書

が必要になります。これで、フランスに住んでいる未成年と言うことを証明できるのです。フランスに再入国時に必要になります。ちなみに大人は滞在許可書やヴィザの提示になります。

まあ、これは、以前から言われていたことなので、日本人を親とする場合は、周知の事実だと思いますが、、、、

今回、大きな変更点と言うのは、

EU内の国籍を持つ未成年の子供達にもDCEMが必要になりました。

以前は、EU国籍の子供達は、なんの証明書もいりませんでした。しかし、多分簡素化したんじゃないかな~と思うのですが、2種類あった許可書を一種類にまとめ、フランス国籍を持たない外国人の子供達が一律、DCEMを所有することとなったのです。

ドイツとかベルギーとか、イタリアとか、スペインとか、

「うちは、EUなのでなんにもいりませんわよ(´oノ`*)ホホホッ!!」

と思っていたら、大間違い。現在はDCEM携帯が必要になったので、お気をつけください。

追記:入管の人は、EUはいらないと思っている人多いみたいなので、どこまで徹底されているかは微妙です。しかし、日本から出る時にEUの子供がフランスに住んでいる証明が必要な時はあると便利ですね。

証明書をもらうのにもちこむ書類は多いけど、取得は簡単。管轄の県庁に行き必要書類のリストをもらい、提出すれば、1週間ぐらいで出してくれますよ。辻仁成さんのとこなんて、パリなのに、無理言って次の日に出してもらったと、ブログでおしゃっていたぐらいですから。移民窓口じゃない県庁の窓口は結構親切です。その辺は安心してくださいね♪

参照 https://www.service-public.fr/particuliers/vosdroits/F2718

3.片親が子供を連れて行くとき、もう片方の承諾書が必要か?

フランスから子供を日本に連れ去ることが問題になっているからと、片親が子供を連れて行くとき、もう片方の承諾書が必要と日本では言われているので、何か承諾書が必要のなのではないかと心配になりますが、、、

結論から言いますと、今回、息子と二人で日本に帰国しましたが、

私は一切書類を見せろと言われませんでした。

現在のところ基本的には承諾の書類はいらないようです。

しかしながら、いらないなんて言うと、

「だって、みんなAST(Autrisation de sortie du territoire)が必要よ」と言ってるわよ(# ゚Д゚)q))

とか、

辻仁成さん中村江里子さんらのブログに、連れ去りが問題だから、未成年者がフランス国外に行くときにASTが必要って書いてあるわよ(# ゚Д゚)q))

とおっしゃられる方がいるかもしれません。

でも、多分いらないと思うんです。

と言うのも、

確かにASTは2017年から必要になった書類なのは間違いありません。

しかし、実はこれは、基本的には、未成年者がテロ組織に加入するために海外に行くことを未然に防ぐために作られた書類なんです(参照)。

もちろん、他者による誘拐や、片親が国外に子供を連れていくなどを防ぐ用途も含まれていたことも事実です。

そこで検索してみると、2017年の書類には、「片親が子供を連れて行く場合」も、署名が必要とされているのも見つかりました。多分、必要だとおっしゃってる方や、中村さんがお子さんと国外に出る時に書類を要求されたのは、この時期のことなのだろうと想像します。

しかし、2019年の6月現在では事情は変わっています。

親以外の人物に連れられて行くとき、及び、子供が単独で海外に行くときのみに必要な書類とされているからです。

辻さんのお子さんは、親無しで誰かに連れられて国外に行ったので、必要なのは間違いありません。

しかもここで注目したいのは、現在は通常、両親共の承諾は必要なく、片親だけのサインのみで有効になるのです。(参照)。

そして、親のどちらが同伴している場合はこの書類はいらないのです。

もし、テロ組織に加入のためや、連れ去りが懸念されてたり、親が子供がフランス国外に出ることを反対している場合は、反対している親がOST(L’opposition à la sortie du territoire)を出すことは可能です。片方の親が同伴していればなんの書類も必要ではないですが、このOSTが出されていたら、出国の際に別室に連れていかれる可能性はありますので、その辺りは心得ておいてください。

でも、片親がいる場合はASTはいりません。ASTのページにも下記のように書いてあるので、多分そうなのかと思います。

Un enfant voyageant avec son père ou sa mère n’a donc pas besoin d’une AST参照

それよりも、反対に、現在のASTの書類に不用意に親がサインをすることはとても危険です。なぜなら子供が単独で国外にでることを認めてしまうことになるからです。ASTは簡単にサインしていい書類ではないと言うことにご注意ください。

「でも、やっぱり、片親が子供を連れてフランスから出る時に連れ去りと思われるなどの問題に巻き込まれた場合はどうしよう、、」

など、不安を感じる場合などは、もう一方の親に一筆書いてもらうか、飛行機会社の書類を使うなど他の対策を用いた方がいいかもしれません。事前になんらかの準備をしておいて越したことはありませんからね!

追記:ただし、確かに、苗字が違う場合は、親と言う証明がない限り他人と認定される場合があるかも。。。その場合はASTを聞かれる場合がある可能性あるかもしれないですね。。。親子と証明できる書類も携帯しておく方がいいかもしれません。

あとがき

今回、日本に一時帰国して、いつもとちょっと違うな。。。と私が気が付いた点は以上の3点です。こんなに変更点がある年は、今年が初めてで、おかげで出発前に色々調べたりと大変でした。

しかし、規則や必要な書類はすぐ変わりますので、海外に出る時は、出国の度に、必ず自分で調査することはとても大切です。

楽しい一時帰国時に、面倒な問題に巻き込まれないようにするためにも、日ごろから情報を集めておくことを心がけましょう。

↓ここでは、フランスに関するニュースを、なるべく集めて情報交換していますので、フォローしておくとよいかもしれません。
https://twitter.com/ulala_go/

つたない説明ですが、何かのお役にたてれば幸いです。

それでは、

ボンボヤージュ(よいご旅行を!)

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コメント

  1. franc-alleu より:

    >今まで、普通にフランスのお土産として、ソシソンセック(乾燥ソーセージ)とか持っていったじゃないですか~。あれができなくなりました。

    できていたのですか? 私はずっと前からはむ・ソーセージ・パテなど動物性の肉製品は全面的に日本に持ち込むことが禁止されていると思っていました。

    ドイツに主張した日本人がお土産にソーセージを買ったので、成田空港に着いたときに検疫所に行って見せたら没収されたと話していました。「真面目に検疫に持って行ったら、認めてくれるはずはないじゃない!」と言って馬鹿にしてしまいました。その後、成田空港に到着したドイツ人女性が税関でソーセージを持っていることが分かって没収すると言われたので、そのまでかじって食べているのを見たのだそう。通関する前に、その場で食べてしまえば良いわけか、と感心しました。

    パリの空港の売店でフォアグラの缶詰を買っている日本人がいましたが、どうするのかな~ と思いました。会計で予想外に高いのに驚いていたので、没収されたらお気の毒だと思ったのでした。

    でも、教えていただいた情報は貴重です!!!

    「2019年4月22日から海外からの肉製品の違法な持込みへの対応を厳格化した」と言うことなのですね。3年以下の懲役又は100万円以下の罰金?! 以前は、違反が発覚した時には叱られるわけでもなく商品を没収されただけでしたが、「違反者は罰金又は懲役が科せられる」ということになったわけですか。怖いですね~。気を付けないと~!