失業に怯えないために学ぶべきことは「勉強」じゃない「勉強の仕方」

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「フランスは、突然仕事が無くなって失業して、ホームレスになる可能性も高いのよ。
だから、今あなた達が勉強しているのは、仕事を見つけるために能力を身につけたり、失業しても新たな仕事を得るための知恵を修得するためだからね。」

「ホームレスが路上で寝てる」
と、昨日、車で通りかかった時につぶやいた息子にそう言っていたところ。

そんな時に、
”また”フランス・テレコムの社員が自殺したと言うニュースが!

フランス・テレコムでは、過去、強制的なリストラを行うためのモラル・ハラスメントが原因で自殺した人が多いと言うのは、有名な話なんです。( ̄□ ̄;)

自殺が絶えないフランス・テレコム

フランステレコム
フランスには「過労死」と言うは普通はあまりないようです。
まあ、あれだけバカンスを取って、週35時間が義務付けられていると思えばそうかもしれません。

でも、頻繁に起こるのが

「モラル・ハラスメント」

特に、フランスの電話会社フランス・テレコムでは、
2008年から2年間に、2万2千人のリストラを行うためにモラハラが横行したもよう。

・最新のテクノロジーについていけない社員、行動力が乏しい社員の左遷、配置転換。

・40代以上の社員のMOTと呼ばれる Mission Opérationnelle Temporaire(一時的作業の任務)をさせ、立派な経歴にまったくそぐわない仕事や、閑職においやっての精神的圧迫で、自己退職させるなど。

それこそ、日本で言う、自己退職させるための「追い出し部屋」に追いやられた人もいた
らしい。

その結果、2008年、2009年の2年間で32人の自殺者が出てたフランス・テレコム

最近は落ち着いたと思っていたのですが、今回の事件で、

「またですか」

と多数の人が思ったことでしょう。

先週の水曜日から職務を停止させられ、月曜に焼身自殺。
消防隊が消化に務めたとけど、消し止められなかったらしい。

退職勧告につながっていたのか、何か原因が別にあるのか、

実際のところは分かりませんが、

奥さんと、6才のお子さんが残されたとか。。

現在「これは労災だ」と、組合ががんばっているそうです。

Freeが携帯参入で、さらに苦しいフランス・テレコムのオレンジ

昨日の記事でも書きましたが、

フランスの億万長者番付トップ10
http://www.franceplusplus.com/2013/03/forbes/

2013年の億万長者トップ10に入ったインターネット・プロバイダーのFreeのCEO
株の上昇を受け、フランスで6番目にお金持ちな人になりました。

と言うのも、

「最低価格は2ユーロ(60分の無料通話付き)」
「月額20ユーロで通話、メッセージ、データ通信とも使い放題」

なんて、素晴らしく低価格なサービスを2012年1月10日から始めたものだから、
フランス・テレコムのオレンジブランド(仏携帯通信市場1位だった)のサービス加入者が、Freeのサービスが始まってからの第1四半期に

61万5000人

も減少したとか。。

そして、今も、減少は止まず。

これからも、ドンドン不利になっていき、
さらにリストラ対象は増えるかもしれません。

職場でのモラハラの話は結構聞くフランス

リストラをするために、精神的に追い込んでいく話じゃなくても、
結構、職場での揉め事の話はよく耳にします。

・管理職に立候補したら、同じく立候補した同僚に執拗な嫌がらせをされ、会社に出勤できなくなり、現在は自宅で働く体勢にした。とか

・仕事に難付けを付けられ続け、呼び出されて行ってみたら
「どうして、君の仕事に文句を言うかわかるかい?君の上司を引き釣り下ろすためだよ」
と言われた。とか{{{{( ▽|||)}}}}

全部が全部、そんな人達ばかりではないですが、
日本じゃなくても、フランスにも存在するという話。

失業しても次の仕事を見つけてやっていく能力が必須

フランスの失業率は2012年が10.3%で、過去最悪状態。

2013年には失業率の減少を目指すとフランス政府は言ってましたが、
欧州連合(EU)は、13年は10.7%、14年は11.0%にまで上がると予測しています。

世界中が不景気で、今の仕事を確保しておくことも難しい世の中。

失業するリスクは、常に身近にありと言うことです。

おまけに、技術の発達もめまぐるしいので、学校で技術の知識を学んでも、あっという間に時代遅れになっていく現実

こういう時代に必要なのは、

新しい状況に常に適応していける力

新しい何かを常に修得していける力

学歴だなんだと学校に行くことも大切だとは思うけど、

学校では勉強を学ぶのではなくて、勉強の仕方を学ぶべきです

・リストラの対象になっても、自殺を考えるよりもよりも次の仕事を見つける。

・理不尽なモラル・ハラスメントで悩むぐらいだったら、そこから抜け出す。

それができるようになるためにも、フレキシブルに対応できる能力が必要になってくるのです。

学ぶことに、終わりはありません。労働は再教育の連続です。

フランスでも日本でも、臨機応変にあらゆることに適応して生きていけることは、とても大切なことなのです。

関連リンク

free 携帯
http://mobile.free.fr/

France Telecom Full Year Profits Fall by Nearly 80 Percent
http://cellular-news.com/story/58696.php?s=h

Un cadre de France Télécom, mis à pied, s’immole par le feu
http://www.franceinfo.fr/societe/pau-un-cadre-de-france-telecom-s-immole-chez-lui-910931-2013-03-05

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コメント

  1. フランスも自殺多いですよね。悲しいことです。
    私もバブルはじけてから、会社潰れてしまったけど、会社にいる間に
    電子系の専門学校の夜間に通ってたので、お陰でエンジニアで10年間凌げたです。
    その後、全然畑違いの仕事(ゲームクリエイター)で自営業やっております。

    • ulala より:

      夜間に通ってスキルアップなんて、素晴らしいです!
      ゲームクリエーターなんですね。それもすごい!!